襖の貼り替えは、繊細でデリケートな商品なので、畳以上に気をつけています。
その中でも特に気をつけているのが色彩。
部屋全体の雰囲気を感じ取り、それに馴染む柄や色合いを提案しています。
今まで白無地のものばかりを選んでおられて、変わり映えしなかったと言うおうちでした。
劇的な変化を望んでおられた訳ではなかったので、少し冒険して引手帯を回す事に。
引手付近の汚れを目立ちにくくする意味もあって濃いめの色のものが多いですが、敢えて少し黄身がかった帯を細めであしらいました。
フチも茶色でしたので、引き手も茶色に合わせて。
大変柔らかな雰囲気にまとまったのでお客様に「優しい感じが良いなぁ〜」とお褒めのお言葉を頂きました。
Comments